世界の金融市場は「悲惨」のひと言。ニッポンでは円高も一緒に進んでいるのでなお「悲惨」。自らリスクをとって世界の経済発展のために資金提供(投資)をしていた投資家は、ほとんど例外なく巨額の損失をこうむった。負けたのである。負けたときは素直に負けを認めることが肝要。
今朝一番に昨日選んだ日本株5銘柄を売り。悲惨な価格だったが、寄りつきの高値で売り抜けられたのがまだ「不幸中の幸い」。QQQ も売り忘れていたので成り行きで円転売り指示。市場が離れているのは、ハンディだ。安値だったから現金比率はあまり上がらないが、今後儲けるための貴重な原資。負けを強引に認めないことが更なる損失に繋がることは、経験的事実。
まだまだ売り残しているものがある。ITバブルの時も、暴落以後も意地で持ち続け、結果は更に傷を拡大させた。どうするか今晩考える。
外債は円高が不安だが、ゼロになるものではないのでそれほど心配はしていない。実力以上の円高でも、トータルで損する日本人は余りいないはず。総資産ベースでは円資産の方が多いのが普通。ガタガタする方がグリーディーだ。
経済発展のためには何も役に立たないタンス預金やゆうちょ銀行にお金を預けていた保守的な既得権集団だけが損失をこうむらなかった。彼らは「だから言ったじゃないの」と得意げにグローバル市場経済システムを非難して満足げだが、ニッポンの「無能な悪い奴ほどよく儲かる」システムこそが問題じゃないか。
3 件のコメント:
>ニッポンの「無能な悪い奴ほどよく儲かる」システムこそが問題じゃないか。
全くです。
そこでインフレ&土地固定資産税増税ですよ。
株価を7千円まで落とした後、インフレと土地固定資産税増税で既得権者の富を剥ぎ取る。
いや、農地と山林にはほとんど固定資産税や相続税がかからないし、食べ物は自給できるし、そんな手段では彼らは無傷ですよ。
カストロがいいこと言ってる:
Letter from Yochomachi (Blogger): 10/9 Today チェ・ゲバラが死んだ日(1967): "「俺たちは“17人も”生き残った。これでバティスタの野郎の命運は尽きたも同然だ!」"
そう、この精神だね。たっぷり時間をかけて「反攻」のチャンスを狙う。所詮「局地戦」での負け。朝一で下がりが少ない銘柄を売る。軍資金の確保が重要。
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